こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。
　顎関節症は時として他の疾患と区別が付きにくく、鑑別診断が難しいことがままあります。
　そのなかでも親知らず（特に上の場合が多いですが）や、親知らず周辺の歯茎の腫れなどに伴う痛みと紛らわしいことが多いものです。
　また一口に顎関節症と申しましても顎関節より生じる痛みだけでなく、顎関節を包んでいる筋肉の腱（関節包：かんせつほう）や、顎の開閉運動を司る筋肉の痛み、なども顎関節症の病態の代表的なものです。
　貴方の場合、お口を開閉する際の顎の関節からの異音が無いようですので、関節包や筋肉の痛みによる顎関節症かもしれません。
　またいつでもご相談ください。