こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。
　親知らずだけでなく、抜歯後にいつまでも痛いという時、多くの場合ドライソケットという抜歯窩（ばっしか：歯を抜いたあとの穴）の治癒不全が原因ですが、その他に抜歯した歯の前の歯の第二大臼歯に問題が起こっていることもあります。
　例えば親知らずと接していた部分が大きな虫歯になっていて、知らない内に神経まで達していたり、第二大臼歯の後ろ側の歯肉のポケットが深くなってしまい、ポケット内の細菌による感染が原因で歯の神経が侵されたりすることがあります。そのような場合歯が浮いたよう感覚を伴いがちです。
　貴方は寝ている間に歯ぎしりをされるようですが、あるいはそのあたりと関連性があるかもしれませんね。私は歯科への受診をおすすめします。