２０２２年１２月２３日　兵庫県４３歳女性

20歳の頃から過食嘔吐の摂食障害です。
神経を抜いて治療した歯が多数、銀色の被せ物も多数、歯も黄色く透けていたり、だんだん隙間も大きくなってきました。
現在通っている歯医者さんには半年毎に定期的に通っていますが、過食嘔吐のせいで毎回虫歯が見つかり、そこからしばらく治療、治療した部分も欠けやすかったりで何度も治療していただいていて、正直こんな歯を毎回歯医者さんに見せるのは嫌ですし、多分歯医者さんもこの歯は摂食障害による物だと気づいているかと思うのですが、それも私からは言えずで歯医者さんに行くのが苦痛です。
現在、以前治療していただいた前歯が欠け、神経を取り歯全体に銀色の被せ物をした中が痛い状態です。
このような状態ですが、とりあえず前歯の欠け部分、痛い部分の治療をしていただく事は可能でしょうか？
また、それらは保険治療内で可能でしょうか？
その治療と同時に、私の歯全体のご相談もさせていただければと思うのですが…ご返信いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。　
メール拝見いたしました。
摂食障害による酸蝕症は、ほとんどの歯科医師の先生は気付いておられない。 と思います。
また患者さんもそのことを歯科医師の先生にお伝えしておられない のではないのではないかと思います。
酸蝕症の歯の治療は虫歯治療に準ずるのですが、 少々考え方や治療順を考える必要があると私は思っています。
私の経験上もし奥歯の噛み合わせ部分まで溶けてしまっていて、 噛み合わせの高さも低くなっているような状態ですと、 しっかり治療しないと何度も詰め物が外れたり、歯が繰り返し欠けたりします。
それらの治療は見かけを気にしないのであればほとんどのことは健康保険でカバー することが出来ます、 またいつでもご相談ください。