受診申込書 |
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金属アレルギーについて質問なのですが、2年ほど前に歯科でパッチテストを受けた時にコバルトとスズに反応があったのですが、今回、皮膚科で受けたところ、上記の2つに加えて金・パラジウム・インジウム・カリウム・銅にも陽性反応が出ました。
2年間で5種類も陰性から陽性に変わるということはあるのでしょうか?
また、私は、春から梅雨にかけてのみアトピーが出るのですが、今回のパッチテストは、症状が出ているときに受けたこともあり、見分けがつきにくかったようにも思えるのですが、パッチテストで、見間違えるということはあるのでしょうか?
あと金属アレルギーの症状としまして、季節によって出たり出なかったりといったことはあるのでしょうか?
皮膚科の先生は金属アレルギーが原因だと考えているみたいなのですが、歯科の先生の判断をお願いしたくて、相談させていただきました。
お手数をおかけしまして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 |
こんにちは上領歯科医院の上領哲也です。
パッチテストの陽性、陰性の判断は、時として非常に困難な場合があります、というか、明らかな反応以外は、その明らかな反応が出た金属と同族(周期表上)の金属であれば、疑わしい反応は陽性に取る。ということをすることもあります。お分かりでしょうか?
また何年か後に以前にあった陽性が陰性になり。新たな陽性反応が出る、ということも結構あります。
それは皮膚科で行ったパッチテストでもしばしば見られます。
また、一般的な皮膚科的な接触性皮膚炎は、アクセサリーなどの金属が接している部分に限局的に現れ、そんのためその金属を外すと皮膚炎が治まる。という比較的分かりやすいものです。
ですから、汗ばむ季節になると汗と金属がより反応します。そのため症状が大きくなります。
(パッチテストを6月から10月末まで実施しないのもそれが理由です。)
私共歯科医師が相手にする皮膚炎は、全身性接触皮膚炎という概念です。
お口の中に入っている金属がアレルゲンであっても、その接している頬や、舌に反応がでることはむしろ稀で、唾液が緩衝材となって金属イオンが遊離し、そのイオンが例えば皮膚に取り着きそこで皮膚炎症状が起きる。というものです(なんだか難しい話で恐縮です・・・)。
それゆえにお口に中の金属が原因、とはなかなか思い至らないのです。
貴方のアトピー様の皮膚炎症状は、アトピーが原因でしょうか?特異的IgE値などの血液検査はうけられましたか?
それらの検査値に特に異常が無いようですと、金属がアレルゲンのアトピー様皮膚炎の可能性が大きく、パラジュウム、インジュウム、銅に陽性反応があるとのことですから、これらがアレルゲンであると言えるかもしれません。
これらの金属は保険の銀の被せもの、詰め物には絶対に含有されています。基本的には外すべきでしょう。
そして、セラミック系の素材に置き換えるのがベターです。
長々と、(だらだらと?)した説明になってしまいました・・・。 |
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