受診申込書 |
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2005年3月25日
神奈川県川崎市 27歳の女性 |
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噛み締めた時に根元がズキンと痛みます。神経を抜いても痛みがあるのは、神経が除去し切れていないということでしょうか?
初めまして。
根管治療についてご相談させて下さい。
1ヶ月前から右下の親知らずの治療をしています。
他の親知らずはすでに抜歯しているのですが、出来る限り抜歯はしないという歯科医の方針で根管治療をしています。
しかし、根の治療が長引き、痛みが取れないことが不安です。
・1〜3回目の治療:歯を削って神経を除去し、薬剤を詰める
この後は次の段階に進む予定と言われました。
しかし、歯をかみ締めた時に痛みがあり、それを伝えたところ、
・4回目の治療:神経を抜いた後に入れた薬剤と歯の間に隙間があるため、再度薬剤を入れなおす
・5回目の治療:副腎皮質ホルモンの薬剤を歯に詰める(この薬は痛みに効果があるとのこと)
という処置になりました。
それでも噛み締めた時に根元がズキンと痛む症状は変わりません。
神経を抜いても痛みがあるのは、神経が除去し切れていないということでしょうか?
その場合はもう1度神経を抜く必要があるのでしょうか?
また、今後、どのような治療が考えられるのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。 |
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上領歯科医院の上領 哲也です。
尊い歯を一本も無駄にしない、立派な心がけの先生の治療を受けられて貴方はお幸せですね。
たしかに親知らずの治療、特に神経を抜いたりするような治療は、非常に困難を伴うことがあります。
それは親知らずが生えている位置が遠く、いくらライトを当ててもよく視認しにくく、かつ器具がアクセスしにくく、また親知らず自体も他の歯と違い典型的な根の形をしていないため、頭のなかで根の形をイメージしにくいなどの理由によります。
ですから貴方が仰るように神経が除去しきれていない、という可能性も否定はできません。
しかし文面から判断しますと、ぐっと噛み締めたときに根元に痛みがあり、じっとしている時には痛みはないようですので、神経が残っている可能性はかなり低いと思われます。
それよりも神経を抜いた際の機械的刺激が炎症を引き起こし、その炎症が根の先に波及し、それが残っているためではないかと思います。
歯根膜炎と言うのが正式な病名ですが、時としてなかなか噛んだときの痛みが取れなく、歯科医も悩ませられることがあります。
しかし、時間とともに痛みは消失してきますのでいましばらく様子を見てください。
それから、噛んだ時に痛いのですから、噛んでも当たらないないように歯を削る、と意外なほど効果が現れることがあります。
一度そのあたりのことを主治医の先生にご相談なさってみてください。
もちろん副腎皮質ホルモンの薬剤による治療も並行してもいけばなお良いでしょう。
よろしければ、また経過をお知らせください。 |
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上領哲也先生
丁寧なご返答をありがとうございます。
親知らずの治療は予想以上に難しいのですね。
にもかかわらず抜歯をしない方針で治療をして頂いているとは有難いです。
歯根膜炎について初めて知りました。
主治医の先生が「たいてい時間が経てば痛みは消えていくけれど、痛みが消えてから次の治療をしたいので薬を使うね」と言っていたことを思い出し、納得しました。
因みに、6回目の治療は副腎皮質ホルモンとはまた別の薬剤を入れてもらいました。
今後は少しリラックスして治療が受けられそうです。
本当にありがとうございました。 |
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