受診申込書 |
事前に受診申込書をプリントアウトし、各項目をご記入いただきご持参いただくと、もれなく粗品を進呈いたします。
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5番の歯茎か歯茎の下の歯槽骨が痛むのかはわかりませんが、そのポイントを押すと、その歯茎のしたが虫歯になっているようにあごにまで響いて痛いのです。原因はないのでしょうか?
はじめまして。
ご丁寧に答えておられる先生のhpを見つけて相談させていただきます。
2002年夏に右下奥6番が疼くように痛み出しかかりつけ医で残髄炎といわれましたが、そこでは完治できず転院しました。
2番目の医院では根のところに半年から1年カルシベックスをいれたままにして枝葉などの神経をなくすという治療を続けてましたが、その歯に途中でひびが入ってしまったので、2004年6月になって今度は大学病院にいきました。
その時は研修医の方が担当されたのですが、抜歯ということになり、麻酔を何針か刺し、奥の骨を抜くのでかなり奥まで麻酔を入れますといわれました。
結局、その研修医の方は歯を抜くことができませんでした。
鏡で見ると、その6番の歯茎はぺれぺらに切り刻まれただけで終わりました。
その日は気分が悪くなったので別の先生が後日抜歯することになりました。
その日から、その6番の歯茎の痛みと麻酔のしびれは3週間つづきました。
また、6番だけでなく、5番の周りの歯茎も違和感がずーっとありました。
結局後日、別の先生に抜歯してもらいました。
それ以来、抜歯あとの痛みは消えたのですが、5番と6番の間の5番より歯茎を押したり、歯磨きすると、涙が出るほどあごにまで響いて痛みます。
抜歯できなかった研修医のかたは、5番はさわってないといい、指導医の先生にはフロスの仕方が悪いといわれました。
見た目もレントゲンにも異常はないようでした。
補綴に関しては近くの歯科医に行くように言われ、再び転院しブリッジを入れ終えたのが2004年の12月でした。
2年半ぶりで右でかめると喜んでいたのですが、やはり、その5番の際の歯茎のポイント痛は消えません。
ここの歯科でも何度も聞きましたが、5番が虫歯になってるわけでもなく、見た目もきれいでレントゲンにも異常はなくその痛みの理由はわからないといわれ、そのうち治るでしょうといわれました。
2005年3月になってもいまだに治りません。
私は昨年6月に麻酔針を奥まで指したときに神経を痛めたのではないかと思っています。
その歯茎か歯茎の下の歯槽骨が痛むのかはわかりませんが、そのポイントを押すと、その歯茎のしたが虫歯になっているようにあごにまで響いて痛いのです。
原因はないのでしょうか?
この痛みはあきらめるしかないのでしょうか?
どうか、教えてください。よろしくお願いします。
いろんな歯科医を転院してもう疲れてしまいました。長々書いて申し訳ありませんでした。 |
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上領歯科医院の上領 哲也です。
いろいろな歯科医院を転院されてお疲れになってしまわれたようですね。お気の毒です。
貴方が歯科治療そのもの、あるいは歯科医院というものに対して不信感を抱かれておられないように、一歯科医師として願っています。
さて、貴方のご質問ですが、右下の5番の後ろ側の歯茎を押さえるとお痛みなのですね?
それはじっとしているときに痛みはないのですね?
5番自体にむし歯もなく、レントゲンで確認しても異常が無い、でもその歯茎の一点に圧痛がある。
そして後ろの6番を抜歯しておられ、その抜歯はかなりの難抜歯であった。
以上のような事柄より私が類推しますと、やはり5番6番の間の歯槽骨に問題があるのではないでしょうか。
抜歯をなさったのが半年以上前のことのようですが中で折れてしまった根を抜く場合、歯茎を切り開いて歯槽骨を露出させ、歯槽骨を削除した後、折れた根を抜歯します。
歯槽骨は非常に熱に弱いという性質があるので、しっかり注水し、冷却しながら削除しなければ歯槽骨に火傷のような症状が残り、後々の抜歯窩(歯槽骨に開いた穴)に骨が再生する際なかなか痛みが消えない、歯槽骨の再生に時間がかかる、などのトラブルが出ます。
そのためしっかり気をつけて行うのですが、時にはそれでもうまくいかない場合があります。
しかしこのような症状が出ても必ずじょじょにおさまってきますので心配いりません。
組織学的に見て歯槽骨が完全に再生されるのは、全くトラブルの無かった方でも1年ぐらいはかかります。
文中から判断して貴方が抜歯されたのは昨年の7月ぐらいのようですので、もう少し様子をみられてもよろしいのではないでしょうか。
また神経に傷が付いたのではないかとご心配のようですが、通常6番の抜歯の場合、神経(下歯槽神経:かしそうしんけい)に傷がつくことはめったにありません。
また傷が付いてしまった場合でも、痛みより、しびれとして残りますのでそのあたりのことも含めていましばらく様子をみられたらよいのではないでしょうか。 |
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