受診申込書 |
事前に受診申込書をプリントアウトし、各項目をご記入いただきご持参いただくと、もれなく粗品を進呈いたします。
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1年ほど前に左の親しらずを上下抜歯しました。その後、時々抜歯した付近の歯茎が痛み、はれることがあります。抜歯の影響でしょうか?通っている歯医者には原因がよくわからないといわれました。
1年ほど前に左の親しらずを上下抜歯しました。
その後、時々抜歯した付近の歯茎が痛み、はれることがあります。
ひどい時は、歯茎が腫れると同時に耳下のリンパ線から肩にかけて痛みがあり、耳の奥も痛みを感じる事があります。
痛みがある歯茎の付近は白っぽくなっています。
抜歯の影響でしょうか?
歯肉炎みたいなものですか?
通っている歯医者にいっても原因がよくわからないといわれました。どのような治療をすればよいかアドバイスをお願いします。 |
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上領歯科医院の上領 哲也です。
親知らずを抜歯して相当日にちが経っているのに、ときどき歯茎が腫れたり、その周辺の歯茎が痛むということは、ときおりおこります。
それでは図をみながらご説明しましょう。
図1は典型的な埋伏智歯(骨のなかに埋まっている親知らずのことです)の模式図です。
このような歯を抜歯するためには歯茎を切開して、歯槽骨(顎の歯が植わっている骨)を削って抜歯します。
歯槽骨を削ったり、歯を抜いたりすると、当然図2の斜線部分が無くなるわけですから、歯槽骨に穴が開きます。
その穴(抜歯窩:ばっしか)は徐々に骨が再生されて、最終的には完全に新しい骨で充たされるのですが、骨の再生は時間がかかるため、骨より再生のスピードが速い歯茎が先に抜歯窩全体を覆ってしまいます。
貴方の場合、抜歯後1年とのことですが、骨の再生は個人差がかなりあるため、まだしっかりと骨が再生してきていないのかもしれません。
抜歯窩が歯茎だけで覆われているというのは、歯周病で歯槽骨がなくなって歯周ポケットが出来ている状態に少し似ています。
通常歯周ポケットのなかには常に細菌が棲息しており、貴方の体調が悪くなったり、風邪をひいたり、肩が凝ったりしたとき、細菌が悪さをして歯茎を腫らしたり、顎の下のリンパ腺を腫らしたりするような症状を引き起こします。
顎の下のリンパ腺は耳の下のリンパ腺とつながっているため、耳の下のリンパ腺が炎症をおこすと耳が痛くなることもあります。
時間がたてばもう少し骨が再生してきて落ち着いてくるとは思いますが、炎症症状が起こった場合は、ポケット内を洗浄し、抗生物質を服用し経過をみます。
あまり頻繁に起きるようでしたら、ポケット内の掻爬などの必要があるかもしれません。
かかりつけの先生に ご相談下さい。
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